Drowning Pool 『Drowning Pool』 2010年 [日本未発売]

今年も3日間アメリカはオクラホマにてRocklahomaが開催されます。(´ω`*)
Poisonが追加されて、どうやらMotley Crue、Whitesnakeでトリは決まりかな?といった感じですね。
(結局、今年も行けそうにありませんが...)
去年のRocklahomaは90年代以降の色合いが強過ぎてガッカリしたのですが、今年のラインナップは80年代90年代現代を上手く混ぜ合わせた選抜になっています。
ここでも紹介したPop EvilやMy Darkest Daysなんかの名前も見えます。ヽ(゜∀゜)/
詳しくは公式サイトにて↓
http://www.rocklahoma.com/
さて、今年のピックアップはDrowning Pool。
今更Drowning Pool?またはRocklahomaにDrowning Pool?と思う人も少なくないと思う。(゚Д゚)ハァ?
確かにDrowning PoolはNu Metalブームと共に登場し、初代ボーカリスト Dave Williamsのカリスマ性とプロレス団体の支持やアクション映画のサントラへの提供などによって爆発的に人気が出た。
デビュー直ぐにバンドの象徴だったDaveの突然の死という最悪のアクシデントに見舞われながらも、新たにJason Jonesという強力なボーカリストを迎え、2ndアルバムで更にハードで強靭なバンドとしての極みを迎えたかに見えた。
ところがJasonがアルバム一枚で脱退してしまうと同時にNu Metalブームも終息し、Drowning Poolの名前も一気に凋落していった。(´Д`|||)
新たなボーカルとして三度Ryan McCombsを迎え3rdアルバムを作るも、新ボーカルのRyanは歴代ボーカリストの様な強靭な肉体派イメージとは異なり、Nu Metal特有のシャウトや唸り向きではなく歌唱力重視のスタイルだった。
ボーカリストとしての力量は充分だったかも知れないが、バンドとして新たなボーカルとどの様なアルバムを作れば良いのか迷いが感じられ、芯の無いモノになってしまっていたと感じた。
日本盤も出なかったし、他のNu Metal勢がブームの終焉と共に独自のスタイルを磨いていったのに対してDrowning Poolは終わったと思った。(´・ω・`)
ところがそんなDrowning Poolが今作で初めて同じボーカリストでアルバムを作ることができた。
そしてこのアルバム『Drowning Pool』に迷いは無い。
音楽性はシャウトすることが大幅に減った代わりに、今迄以上に歌唱力を重視した曲作りになっている。
Ryanのボーカル力が冴えるアルバムになっている。
バンドとしてもDrowning Poolらしい強固なアンサンブルを取り戻しており、特にドラムとベースのボトムラインのインパクトが格段にアップしていてとてもパワフル。
前作までがプロレスの入場曲向けならば、今作は南部のバイカー・ソング向きな感じ。
相変わらずヘビーではあるけれど、普通のハードロックリスナーにもおススメできる良作。
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
バンド名をアルバムタイトルに掲げた、これが新生Drowning Poolの幕開けである。
m9(`・ω・´)ドーン!!
「Turn So Cold」
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